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2019.1.3(木)〜2019.1.20(日)
フェスティバル『これは演劇ではない』 @こまばアゴラ劇場

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▼前半(2019.1.3-9)上演作品

新聞家『遺影』

作・演出:村社祐太朗
出演:花井瑠奈、横田僚平
プロンプター:内田涼

[上演時間:25分予定]

『失恋』2018

新聞家
演劇作家の村社祐太朗による演劇カンパニー。3331千代田芸術祭2014パフォーマンス部門で中村茜賞を受賞。上演の場に固有な身体を屹立させる村社の特異なテキストは、批評家の内野儀に「詩でもありパフォーマンスでもある」と評された。

青年団リンク キュイ『プライベート』

作:綾門優季
演出:橋本清(ブルーノプロデュース)
出演:串尾一輝(青年団/グループ・野原)、西村由花(青年団)、新田佑梨(青年団)、滝沢朋恵、橋本清(ブルーノプロデュース)、畠山峻(PEOPLE太)、原田つむぎ(東京デスロック)、むらさきしゅう

[上演時間:90分予定]

『景観の邪魔』2017[TTTTT]

青年団リンク キュイ
専属の俳優を持たない、プロデュース・ユニットとして活動。劇作を綾門が担当し、外部の演出家とタッグを組みながら創作するスタイルが基本。戯曲は「リアリティーを重視しない、文語的なセリフ回し」「天災・人災を主なモチーフとすること」等を特徴とする。『止まらない子供たちが轢かれてゆく』『不眠普及』でせんだい短編戯曲賞大賞を受賞。

ヌトミック『ネバーマインド』

構成・演出・音楽:額田大志
出演:河野遥、額田大志、深澤しほ、福原冠(範宙遊泳)、+日替わりゲスト

日替わりゲスト:3日(木)16:00 深井順子/4日(金)19:30 姫乃たま/5日(土)12:30 大谷皿屋敷/6日(日)16:00 中屋敷法仁/8日(火)19:30 小田朋美/9日(水)12:00 松井周
各ゲスト詳細 http://nuthmique.com/post/180519070968/nevermind

[上演時間:50分〜100分予定]

『SUPERHUMAN』2018

ヌトミック
2016年に東京で結成された演劇カンパニー。「音楽的な演劇」と題し、緻密に構築された楽譜のような上演台本と、DJスクラッチのような発話を用いた演出が特徴。主宰の額田大志は『それからの街』(2015)で「第16回AAF戯曲賞」大賞を、古典戯曲の演出で「こまばアゴラ演出家コンクール2018」最優秀演出家賞を受賞している。

▼後半(2019.1.14-20)上演作品

オフィスマウンテン『海底で履く靴には紐がない ダブバージョン』

作・演出・振付・出演:山縣太一
音楽:大谷能生

[上演時間:45〜50分予定]

『地下2階ミミズ腫れシンガー』2017

オフィスマウンテン
山縣太一(チェルフィッチュ)主宰の演劇ユニットとして2015年始動。日常の無自覚で豊かな身体を自覚的に舞台上にのせるための自身が考案したメソッドを用いて演劇作品を発表している。『ドッグマンノーライフ』(2016)が第61回岸田國士戯曲賞最終候補にノミネート。

カゲヤマ気象台『幸福な島の誕生』

作・演出:カゲヤマ気象台
出演:キヨスヨネスク、西山真来(青年団)、日和下駄

[上演時間:約70分予定]

『シティII』2016

カゲヤマ気象台
1988年静岡県浜松市生まれ。早稲田大学第一文学部卒。2008年に演劇プロジェクト「sons wo:」を設立。劇作・演出・音響デザインを手がける。2018年より「円盤に乗る派」に改名。F/T13公募プログラム参加。2015年度よりセゾン文化財団ジュニア・フェローに選出。『シティIII』(2017)で「第17回AAF戯曲賞」大賞受賞。

モメラス『28時01分』

作・演出:松村翔子
出演:井神沙恵、上蓑佳代、黒川武彦

[上演時間:約60分予定]

『薄闇、そこは散漫もしくは出口』2016

モメラス
2013年10月結成。劇作・演出担当の松村翔子、女優・井神沙恵、上蓑佳代、詩人・黒川武彦による演劇ユニット。異質なものたちを融合し、混沌とさせる作風が特徴。『青い鳥』(2017)で「利賀演劇人コンクール2017」優秀演出家賞及び観客賞受賞。『こしらえる』(2017)が第62回岸田國士戯曲賞最終候補にノミネート。

▼ タイムテーブル

【前半】

1/3(木)
12:30 青年団リンク キュイ
16:00 ヌトミック
19:30 新聞家
1/4(金)
12:30 新聞家
16:00 青年団リンク キュイ
19:30 ヌトミック
1/5(土)
12:30 ヌトミック
16:00 新聞家
19:30 青年団リンク キュイ
1/6(日)
12:30 青年団リンク キュイ
16:00 ヌトミック
19:30 新聞家
1/7(月) 
休演日/19:00 関連イベント(1)
1/8(火)
12:30 新聞家
16:00 青年団リンク キュイ
19:30 ヌトミック
1/9(水)
12:00 ヌトミック
15:30 新聞家
19:00 青年団リンク キュイ
* * * *
1/13(日)
19:00 関連イベント(2)
* * * *
【後半】
1/14(月)
12:30 オフィスマウンテン
16:00 モメラス
19:30 カゲヤマ気象台
1/15(火)
12:30 カゲヤマ気象台
16:00 オフィスマウンテン
19:30 モメラス
1/16(水)
12:30 モメラス
16:00 カゲヤマ気象台
19:30 オフィスマウンテン
1/17(木)
休演日/関連イベント(3)
1/18(金)
12:30 オフィスマウンテン
16:00 モメラス
19:30 カゲヤマ気象台
1/19(土)
12:30 カゲヤマ気象台
16:00 オフィスマウンテン
19:30 モメラス
1/20(日)
12:00 モメラス
15:30 カゲヤマ気象台
19:00 オフィスマウンテン


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▼ チケット料金

1演目券(一般)=3,000円 *前売・予約・当日共
1演目券(U26)=2,000円 *前売・予約・当日共
3演目セット券(前半or後半)=8,000円 *前売・予約・枚数限定
6演目セット券=14,000円 *前売・予約・枚数限定
パトロネージュ・セット券=30,000円 *全日程フリーパス(要予約)、そのほか特典付! 詳細は近日公開!

*日時指定・全席自由席・整理番号付
*26歳以下の方は、ご観劇当日、受付にて年齢を確認できる証明書をご提示ください。
*未就学児童はご入場いただけません。

▼チケットお取り扱い

これは演劇ではない(3演目/6演目/パトロネージュ・セット券)

各種セット券はこちらよりお申し込みいただけます。

演劇最強論-ing *1演目券のみ。*手数料無料、登録不要。

https://www.engekisaikyoron.net/

ローソンチケット *1演目券のみ。*Lコード:34931

tel.0570-000-407(オペレーター予約10:00〜20:00 Lコード不要 )
https://l-tike.com/tintt/
ローソン・ミニストップ店内Loppi直接購入

カルテットオンライン *1演目券のみ。

【前半】の演目はこちらよりお申込いただけます。
【後半】の演目はこちらよりお申込いただけます。

▼会場

こまばアゴラ劇場

東京都目黒区駒場1-11-13
tel.03-3467-2743
http://www.komaba-agora.com/
*京王井の頭線・駒場東大前駅東口より徒歩3分
*会場には駐車場・駐輪場はございません。ご来場の際は公共交通機関をご利用ください。

▼スタッフ・クレジット

舞台監督:原口佳子、鳥養友美
照明:松本永(eimatsumoto Co.Ltd.)、安江和希(ACoRD)
音響:櫻内憧海(無隣館/お布団)、牛川紀政
宣伝美術:タカラマハヤ
制作:「これは演劇ではない」実行委員会
票券・当日運営:有上麻衣、河野遥、谷陽歩

芸術総監督:平田オリザ
制作協力:木元太郎(アゴラ企画)
技術協力:鈴木健介(アゴラ企画)
企画制作:「これは演劇ではない」実行委員会/(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場
主催:(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)独立行政法人日本芸術文化振興会/公益財団法人セゾン文化財団(カゲヤマ気象台:ジュニア・フェロー)

▼お問い合わせ

Mail:thisisnotthetheater@gmail.com
Twitter:@TINT2019

BLOG

《最新|2019.1.24》「これは演劇ではない俳優ブログ 10」-西山真来(青年団)

「これは演劇ではないブログ」更新中 ≫≫More...



EVENT

2019.6.3
「これは演劇ではない」ドキュメントブック刊行記念トーク

今年1月、こまばアゴラ劇場で開催されたフェスティバル「これは演劇ではない」のドキュメントブックが6月に刊行。ドキュメントブックには同フェスティバルで上演された六本の戯曲や、各団体の主宰による座談会や反省会、その他公演記録をはじめとした様々なコンテンツを収録。編集・デザインはいぬのせなか座が手掛けた。 フェスを巡る一冊の刊行を記念し、ゲストに西尾佳織(鳥公園)を招いたトークイベントを開催。テーマは「戯曲」!ということで、六人の劇作家(and more……?)がSCOOLに集結。 なお予約者全員にドキュメントブックを一冊プレゼント。読むこと/話すことから戯曲を紐解くトークイベント。

▼日程

2019年6月3日(月)19:30開演


▼出演

綾門優季(キュイ)、カゲヤマ気象台(円盤に乗る派)、額田大志(ヌトミック)、村社祐太朗(新聞家)、山縣太一(オフィスマウンテン)、and more……?
ゲスト:西尾佳織(鳥公園)


▼会場

東京都・三鷹SCOOL http://scool.jp/

▼料金

料金:一般2,500円(ドキュメントブック付き)

*フェスティバル期間のドキュメントブック予約購入のお客様は入場無料(要予約)
*開場は開演の30分前
*全席自由

【ご予約はこちら】

企画・制作:「これは演劇ではない」実行委員会

お問い合わせ
thisisnotthetheater@gmail.com


2019.1.21 『これは演劇ではない』クロージングイベント
『アゴラでダンスバトル!これは演劇なのか!?俺がダンスだ、いきなり決定戦!!+イベント少し振り返り』

“これは演劇ではない”は1月3日〜21日にかけてアゴラ劇場で行われる6団体による演劇のフェスティバル。この演劇のフェスティバルのクロージングイベントにAokidが企画を提案するのは”誰でも出れるダンスバトル”と”少しフェスティバルの振り返り”だ。

ダンスバトルのルールは簡単で、1対1で向き合って音楽が流れる、その音楽が流れる中でお互いのダンスを一回ずつ披露し合い(踊りの制限時間も決めておく。)、両者が踊り終えるとお客さんにジャッジが促されてその場の拍手で勝ち負けが決まって、勝ったら次のトーナメントに進んでいける。勝ち進んで優勝した人は商品か賞金、名誉!を手にすることが出来ます。
ダンスバトルならではの緊張感や熱狂がクロージングイベントを盛り上げ、祝祭的な雰囲気のもと、少しだけ振り返りの時間があり、フェスティバルを終えることが出来たらと思います。新しい試みで自分でも企画しておいて演劇の外側にいる人でもあるのでどうなるかわかりませんが、是非多様な参加者のエントリーや面白そうって言葉と一緒に取り組んでいけたらと思います。どうぞよろしくお願いします!
(コーディネーター:Aokid)

▼日程

2019年1月21日(月)17:00開場・開演


▼出演

司会:Aokid ほか DJ:カゲヤマ気象台


▼会場

こまばアゴラ劇場

▼料金

1000円(予約不要)

*16:50より受付開始
*全席自由
*未就学児童はご入場頂けません。


2019.1.7 『これは演劇ではない』関連イベント(1)
『TalkingKidsHi5!!!!! Series ~School is cool! 第一回”しゃべろう、うたおう、おどろう、うごきだせ!”』

これは演劇ではない、という演劇のフェスティバルでトーキンキッズが行うプレゼンテーションは、Aokidとその多様な仲間たちによるいろんなパフォーマンス。そして学校のような小さなWSだ。演劇のフェスティバルで、演劇以外の歌やリズムやパフォーマンスを展開していく、でもそんなに遠いこととも思えない親戚のようなそれら。いつも離れたところでありそうだけど、こうして同じ食卓に並ぶとなんか親しげで、またみんなも実は普段触れたりやったりしていたんじゃないか、そんなことを改めて近くに感じ、じゃあそこでお互いのその距離を縮めながら今度のヒントにもしかしてどこかなるようなそんな機会を作りたいと思います。見ることと参加することの両方を学校のように体験してしまう時間としたいと思います。
(コーディネーター:Aokid)

▼日程

2019年1月7日(月)19:00開演


▼出演

Aokid 額田大志 よだまりえ 米澤一平


▼会場

こまばアゴラ劇場

▼料金

一般=2000円
U22=1500円

*受付開始は開演の30分前、開場は開演の20分前
*全席自由
*未就学児童はご入場頂けません。

▼予約受付開始

2018年12月31日(月)0時より
【ご予約はこちら】


2019.1.13 『これは演劇ではない』関連イベント(2)
「山田亮太『オバマ・グーグル』上演のための構想メモ」を実行してみる

「名づけられない労苦を経て送られた膨大な支援物資の記録。押し寄せる波のただなかに立ちつくす自動販売機のシルエット。<オバマ>という現象をめぐりインターネット上を駆け巡るニュース。事実と記述から取材され選択された無数の言葉は、詩という独自の生命体で不滅の文字となってよみがえる。」(山田亮太『オバマ・グーグル』思潮社webサイトより)

現代詩手帖11月号に掲載されたカゲヤマ気象台の文章「山田亮太『オバマ・グーグル』上演のための構想メモ」を実際に試みてみる企画です。 詩の主体と演技の主体、言葉を前にした身体のありようについてなど、詩と演劇にまつわる試論を中心としたテキストを基に、2名の俳優が議論をしながら詩集『オバマ・グーグル』のための演技を探ります。ポストインターネット時代の身体性を起点として現代詩を上演するという方法から、演劇において言葉とは何なのかという終わりのない問いに対し、新しい展開をもたらすことができればと思います。
会場ではAokidデザインによる限定「オバマ・グーグルTシャツ」も販売。入場無料。フェスティバル『これは演劇ではない』をより深く楽しめるイベントとなるでしょう。
(コーディネーター:カゲヤマ気象台)

▼日程

2019年1月13日(日)19:00開演


▼出演

清水穂奈美 善積元


▼会場

こまばアゴラ劇場

▼料金

入場無料・予約不要

*開場は開演の20分前
*出入り自由・全席自由
*未就学児童はご入場頂けません。


▼プロフィール

山田亮太
詩人。1982年生。詩集に『ジャイアントフィールド』、『オバマ・グーグル』(第50回小熊秀雄賞)。2006年よりTOLTAで活動。TOLTAでの主な制作物に書籍『この宇宙以外の場所』(2018年)、展示「質問があります」(2017年、アーツ前橋)、舞台作品「人間関数―トルタオーディオブック」(2017年、BUoY)。

清水穂奈美
1987年生まれ、埼玉県出身。早稲田大学在学中より、東京の小規模演劇公演に出演しはじめる。2016年より演劇カンパニー「かもめマシーン」に参加。また、同年よりSioned Huws「Odori-Dawns-Dance project」にダンサーとして参加。主な出演作品は、ソロパフォーマンス「俺が代」、「しあわせな日々」。

善積元
東京生まれ。ジエン社の主要な作品をはじめ、水素74%・サンプル・ゴジゲン・遊園地再生事業団等の作品に出演。俳優・宮崎晋太朗との企画「ベーコンエッグ感想戦」では作・演出も行う。特技はドラム演奏。時々句会を開きます。最新情報→https://yoshizumi.blogspot.com/


2019.1.17 『これは演劇ではない』関連イベント(3)
『これはダンスで?これはダンスで!これはダンスで、、、』

2019年の1月にこまばアゴラ劇場で行われる”これは演劇ではない”は6組の演劇団体による演劇のフェスティバルでそこにサブキュレーターとして関わる僕はダンサーとしてこのフェスティバルにおいてダンスの企画を持ち込むことで横の幅の広がりを作ろうと思う。演劇やあるいはそれ以外に向けてダンスの紹介をするとともに、この企画に呼んでいるダンサーやダンス作品を制作するアーティストにこの”これは演劇ではない”というフェスティバル、演劇の集まり方を紹介するという行き来を作りたいと思う。
この1日限りの限られた時間の中で企画するのは6組それぞれがダンスショーケースやデモンストレーション、あるいはプレゼンテーションなどの方法で10~15分ずつの発表を行ってもらい、後半ではそれぞれの作家に考えてきてもらったそこにいる人たちとシェアしたいと考えていることをあげてもらってのトークタイムとしたいと思う。 今回はこの2つのプログラムをフェスティバルのサブイベントとして軽やかさ、早さをもってフレキシブルに展開することを目指します。6組のダンスのラインナップは自分にとってそれぞれの活動を通して考えれることを与えてくれる作家たちに声をかけていきました。
アグネス吉井はSNSを通して彼らのダンスを紹介していく、あるいはその映像やプロジェクトを通して経験されていくがそれはSNSというメディアの持つ特性も含めての考えで、新しい観客との出会いがそこにはあるような気がしている。これまで劇場を中心にダンスが考えられてきた現状に対してそれはどうカウンターになったり、その方法が一体どんな経験を生んでいくのか、そのふるまいも含めて注目したい。またそれはSNSで経験されることであるが、劇場というダンサーが集まる場所で改めてレペゼンテーションされ気にされることも大事で新しい糸口が見つかるんじゃないかという考えがありお願いすることとした。
田村興一郎くんは、ダンスコレクションなどで受賞歴も多数ある若い作家、とても野心的に活動を展開している。すでにデュオ作品やカンパニー作品ではとてもクオリティの高い作品世界を作り出すことに成功している。作品はまたどこかクラシックなスタイルを匂わせながらも何か身体の他にもう1つ軸を用意するということに注意深い出会いが1つの作品を通してあり続ける。そういったセンスの良さを持っていることに驚く一方で、絵を描いたり、積極的に色んな場所でやり方も変えながら色んな人と出会うダンスやWSを行っていく。そのやり方の複数の種をまくということがこれからの近い未来にどう影響するのか、思わず考えてみたくなる。改めてカンパニーとして集団で作品を作ることに積極的であるということについても彼を通して考えれることがあるんじゃないかと思い声をかけさせてもらいました。
たくみちゃんはパフォーマンスアーティストだったが、ダンコレやN.N.N(KENTARO!!氏によるSTスポットでのショーケース企画)を通してダンスの世界にもレペゼンしている。ほっておけばダンスの世界での発表の機会は少なくなってアートの方に行ってしまうかもしれない、しかし僕だったりハラサオリさんだったりが企画に呼ぶことだったり、少なからずパフォーマンスを見たことのあるダンサーからの熱い視線が彼に注がれていて、そのパフォーマンスはやはりダンスの問題としても近くにあるべきなんじゃないかと思い、そういった最も近い外側をどう扱えるかがダンスが進化して需要されていくことにおいては重要だろう。
小暮香帆さんは、言わずとしれた孤高のソロダンサーとして色んな場所にまさに身体だけもって飛び込むように精力的に活動をしている。元々、色んな振付家のもとで踊ってきた経歴を持ち音楽や映像、あるいは映画への出演などにおいても目立って活動されているように思う。その点においては、他多数のダンサーの中でも飛び抜けた存在感があるように思う。彼女が踊る時、何にルーツがあるのか僕には見えにくかった、いわゆるサイン的な振付が重ねられていくダンスではない、だが意志があり、身体が”モノ”で物理的な領域を占めるしいくらか可動しうるということに冷静であるが強く熱も含む、ダンスということは積極的に存在していくことだというのをやっているんじゃないだろうか。そういう感想を持って、根本的なダンスということで小暮さんに声をかけさせていただいた。
荒悠平さんは山田うんさんのカンパニーで以前は活動していたが、カンパニーダンサーの中にいながらもどこか異彩を放っていたし、活動も始めていたように見受けられる。どこかに所属しながらも個人でいる、ということが念頭にあるように見えていた。その後も活動は自宅のアパートでダンス公演とご飯会をセットにしたものや、彫刻家との共同制作や、音楽家とのセッションや活動も詩や歌、小説や演劇と多義に渡って、まさにアーティストとして自身で作るということにたくさんの手を伸ばす。彼の活動を通して、個人でやっていくこと、色々な方法に興味を持ち動き出すことで手に届く宇宙を広げていくような、そんな荒さんの独自の声を聞くということが違う動物としての勇気を引き出してくれそうな予感がある。
これらのユニークな活動を展開する作家たちを同じ文脈でまとめていくなど出来ない、一緒に果たしてどんな話をしていけるかもむしろ不安さえある。6組くらいが同じ一般化されたような目標を持っていたらやりやすいだろうがそうじゃないんだろうな、と思っている。それぞれの活動とそれが生み出していけてる詳細に目や耳を向けていく時間とし、ダンスをまとめていくというよりもダンスが何をしていってるのか、ということに考えを巡らしたり眼差しを向けれるようなことになれば、さらに新しいダンスでのやり方が見つかっていくんじゃないだろうか。時代が進むことと環境が変わっていくことの中でダンスをいつも始めることになる、その時どうして動き始めてしまうのか、動いていこうと思うのか、その経過が今の踊られるダンスであるんじゃないだろうか、ということでこの企画を進めてみたいと思います。
(コーディネーター:Aokid)

▼日程

2019年1月17日(木)19:00開演


▼出演

田村興一郎 アグネス吉井(白井愛咲、KEKE) たくみちゃん 荒悠平 小暮香帆 Aokid


▼会場

こまばアゴラ劇場

▼料金

一律=2000円

*受付開始は開演の30分前、開場は開演の20分前
*全席自由
*未就学児童はご入場頂けません。

▼予約受付開始

2018年12月31日(月)0時より
【ご予約はこちら】

(お問い合わせ thisisnotthetheater@gmail.com)

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PAPER

「これは演劇ではない」01号(2018年9月発行) 【PDF ダウンロードはこちら】

「これは演劇ではない」02号(2018年10月発行)【PDF ダウンロードはこちら】

「これは演劇ではない」03号(2018年11月発行)【PDF ダウンロードはこちら】

「これは演劇ではない」04号(2019年1月発行)【PDF ダウンロードはこちら】



REPORT

《2018.10.8》ヌトミック作品レビュー 一挙公開!

世界に複数を受胎させるレッスン(ヌトミック『SUPERHUMAN』レビュー)―野村崇明
『音楽化される演劇、演劇化される音楽』(ヌトミック『ヌトミックのコンサート』レビュー)―灰街令
『再野生化するモンスター達〜ヌトミックのコンサートについて〜』―伏見瞬

《2018.9.6》
「これは演劇ではない」記者会見レポート ―渋革まろん



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参加アーティスト スケジュール

カゲヤマ気象台

KAC Performing Arts Program 2018/ Contemporary Dance
『シティ I・II・III』
戯曲 カゲヤマ気象台
2019.1.25(金) 〜 27(日)
会場:京都芸術センター

額田大志

アルバム
東京塩麹 2nd Album『You Can Dance』
2018.10.10(水)リリース!

山縣太一

オフィスマウンテン vol.5
『能を捨てよ体で生きる』
2018.12.5(水)〜12.16(日)
会場:STスポット
作・演出・振付:山縣太一
演出・振付・出演:大谷能生、横田僚平、矢野昌幸、児玉磨利
音楽:大谷能生
音響:牛川紀政
企画・製作:オフィスマウンテン

綾門優季

同時代劇作家ワークショップ・プログラムvol.1 リーディング公演
『景観の邪魔』『解体されゆくアントニン・レーモンド建築 旧体育館の話』
『景観の邪魔』ワークショップファシリテーター:綾門優季 橋本清(ブルーノプロデュース)
12.9(日)18:00開演
会場:吉祥寺シアター

Aokid

『光の音:影の音』―耳だけで聞くものなのか―
南村千里による振付作品に出演
2018.12.7〜9
会場:あうるすぽっと
https://www.owlspot.jp/events/performance/post_67.html

STATEMENT

演劇祭「これは演劇ではない」

「これは演劇ではない」というタイトルに、多くの人々から疑問が投げかけられました。それはほとんど尋問と呼んで差し支えないものもありました。それらの代表的な質問への返答を、そのままステイトメントに変えさせていただきます。


Q1 あなたは自分の作品を演劇ではないと捉えているのか?

今回参加するアーティストの中にはもちろん「これこそが演劇だ」と息巻いている方も「ジャンルなんてどうでもいい」と鼻白んでいる方もいるでしょうが、個人的には「演劇とは何か」を熟考するよりも「これは演劇ではない」と人々が何に対して言ってしまうのかに興味があります。その言葉を観客から引き出すような表現が、これからの世界を作り変えていく新しさのための最低条件です。


Q2 演劇祭につけるタイトルではないのでは?

これこそが演劇祭にふさわしいタイトルなのでは? どんな作品を上演したとしても観客は「これは演劇ではない!」と批判することができなくなるんですから。アンケートに書かれる「これは演劇ではない!」という批判のつもりなのか何なのかよくわからない無意味な言葉の羅列を、今回は目撃しなくていいと思うとホッとします。


Q3 ルネ・マグリット「これはパイプではない」、あるいはミシェル・フーコー「これはパイプではない」を意識したか?

実はどちらも違います。タイトルの打ち合わせの際に「これは映画ではない」という映画の存在が論議の的となったことがそもそものきっかけです(この映画のタイトル自体、マグリットやフーコーを意識している可能性は大いにあります)。反体制的な活動に携わったために20年間映画を撮るなと命じられ、自宅で軟禁生活を余儀なくされているイランのパナヒ監督が、「これは映画ではない」と言い張りながら撮影した映像群は、厳しい制約を突破したことによってむしろ、過剰なまでに映画的な作品になりました。もちろん国の違いはありますが、わたしがこの映画を目撃したときよりも日本という国には、ここ数年で、息苦しい抑圧が働くようになったと日々実感しています。様々な意味で、「これは演劇ではない」と暗示のように唱え続けることで生み出される何か。それが演劇ではないとしたら、いったい何と呼ばれるのでしょうか? それは少なくとも、あらゆる抑圧を吹き飛ばす力を持つものであることでしょう。


既成概念のなかに安住していたい人は、どうぞそのままで。
すべての思い込みを焼き払ってもなお焦土の上に残るものを、改めて演劇と名付けるところから、私たちは始めます。

[企画プロデュース:綾門優季/カゲヤマ気象台/額田大志]